2026年3月31日、Robloxは新しいアバターカテゴリ 「Avatar Makeup」 の正式ローンチを発表しました。
今回の機能追加により、ユーザーはアバターの顔まわりをより細かくカスタマイズできるようになり、クリエイター側は新しいジャンルのアイテムを作成・販売できるようになります。
ロブロックスAvatar Makeupとは何か
アバターメイクアップはアバターの顔に追加できる新しいコスメ系カテゴリです。
マーケットプレイスだけでなくカスタマイズタブでも展開されており、目元・口元・顔全体の表現をより柔軟に調整できるようになりました。
これにより自分だけのアバターがより強く作れるようになったと言えます。
正式発表では、Eyes、Lips、Face Makeup、Eyebrows、Eyelashes といった複数のサブカテゴリを組み合わせられ、それらをまとめたフルフェイスのルックスとしても購入することができます。
さらに、正式発表時点で100点超のメイクアイテムが用意されていました。
「ルックス」は、目元・唇・顔の装飾など複数のメイク要素をまとめた完成済みルックです。
ただしRobloxのMakeupは部品を組み合わせる前提で作られているため、ルックスを購入したあとに、その中で気に入った唇だけを使い、ほかの目元や眉は別アイテムに差し替えるような使い方もしやすい構造になっています。
つまり、ルックスは“全部固定の一体型”というより、“まとめて導入しやすいセット寄りの項目”と見るとわかりやすいでしょう。








アバターメイクアップのユーザー側のメリット
これまで顔の印象を大きく変えたい場合、実質的には顔そのものやヘッド側を変える印象が強かったですが、今回のAvatar Makeupでは、既存の見た目の上にメイク表現を足していくような方向がかなり強まりました。
特にユーザー側にとって大きいのは、顔まわりの表現をもっと細かく、もっと気軽に変えやすくなる点です。
この新カテゴリはレイヤー的に扱える柔軟な仕組みになっており、複数の要素を混ぜて使ったり、重ね順を調整したりしながら、自分らしい見た目を作れるようになっています。
その目・唇・顔のメイクはレイヤー1〜6の共通枠に重ねていく仕組みで、複数の要素を組み合わせたり、順番を入れ替えたりできる構造になっています。
一方で、まつげとまゆげは専用枠として分かれているため、目元メイクのように何個も重ねるというより、1枠ずつ装着する形に近いと見られます。
個人的にメイクにレイヤーをつけるなら、アプリのアクセサリの方にもつけてもらいたいものなんですがね..


クリエイター側にとっての大きなポイント
今回いちばん注目すべきなのは、新しい販売カテゴリが増えたことです。
目元だけ、唇だけ、顔全体だけといった形で細かく売ることもできますし、複数要素を組み合わせた完成済みルックとして展開することもできます。
また、公式は期間限定の割引販売のような見せ方にも言及しており、季節イベントやライブ、体験内テーマに合わせた限定メイクのような展開も考えやすくなっています。
また、今回の仕組みは単なる化粧だけでなく、フェイスペイント、チーム旗やデカール、バトルマーク、迷彩、装飾表現にも使えると説明しています。
つまり、かわいい系やおしゃれ系だけでなく、対戦ゲームやロールプレイ系にも広く応用できる機能です。
ブランド案件との相性もかなり良さそう
今回の発表では、e.l.f. Cosmetics がローンチのブランドスポンサーとして紹介されており、実在コスメブランドとトップクリエイターが組んだ展開もすでに始まっています。
Roblox公式は、現実の好みとデジタル上の好みが行き来する流れを強調しており、メイクはブランドとの相性が特に強いカテゴリとして見られているようです。
つまり、単なるファッション追加ではなく、ブランドコラボや体験内プロモーションにもつながる新しい導線として見た方がよさそうです。
ただし、どのヘッドでも完全に同じ見え方になるわけではない
今回のメイク機能は、さまざまなアバターに対してできるだけ自然にフィットするよう設計されています。
ヘッドが持つ目や口の位置情報を利用して、さまざまな顔にメイクがきれいに見えるようにしていると説明されています。
一方で、見た目の品質は完全に一律ではありません。
メイクの見え方やフィット感はヘッドのつくりに直接左右されると説明されており、正しく表示するにはそのヘッド側の構造が重要になります。
Roblox側も、既存ヘッドの更新やツール改善を今後進めていくとしています。
つまり、かなり便利な新機能ではあるものの、クリエイター目線では「作ればどの頭でも全く同じ品質で乗る」というより、対応ヘッドや仕上がり確認が重要なカテゴリと見ておくのがよさそうです。
作成フローはStudio側でも用意されている
Studio内のAvatar Setupパネル → Face → Makeupタブから、インポートしたメイクの素材を確認し、クリックで装着して見た目を確認できるとされています。
つまり、ただマーケットプレイスに出すだけではなく、制作・確認フローもある程度整理されている状態です。
Studioのベータから正式展開に進んだことで、今後この分野の制作チュートリアルやテンプレートもさらに増えていきそうです。
また、メイクアップは複数のテクスチャを1つのDecalに変換して顔に適用するユニークなアバターアセットとされており、アバターだけでなくNPCにも適用できると案内されています。
マーケットプレイスでも目元の装飾やチーク、しわ表現のように顔の見た目を補強する要素はカテゴリで扱う方向が示されています。
つまり、今後は顔関連の表現を出すときに、アクセサリー扱いなのか、ヘッド扱いなのか、Makeup扱いなのかを今まで以上に意識する必要が出てきそうです。
とくに販売前提のクリエイターは、カテゴリ選択やガイドライン確認がかなり重要になりそうです。
Roblox全体で見たときに何が大きいのか
今回のAvatar Makeupは、単なる新カテゴリ追加というより、Robloxが進めているアバター表現の細分化と拡張の一部として見るとわかりやすいです。
顔そのものを丸ごと変えるだけでなく、顔の上に表現を重ねていけるようになることで、アバターの作り方がより“ファッション寄り”“コスメ寄り”になっていきます。
Dress-up系ゲーム、VTuber風アバター、スポーツ表現、チーム戦、ミリタリー風演出、ファンタジー表現まで幅広く使えるため、ゲーム内演出にもMarketplace販売にも影響が出るアップデートと言えます。
これはRoblox公式が、メイクを日常的な化粧だけでなく、迷彩やバトル表現、チームの識別などにも使えると説明している点からも読み取れます。
またこれは個人的見解ですが、今回の流れは、Robloxが従来の2D顔表現から離れ、より新しい顔システムへ移行している動きとも重なって見えます。
公式に「2Dの顔をやめた理由がメイクアップそのもの」と明言されているわけではありませんが、表情が動く顔への統一や顔表現の拡張を進めてきた流れを見ると、顔まわりの表現を今後はこちら側へ寄せていきたい意図はかなり感じられます。
まとめ
今回のメイクアップは、作る・売る・着けるの3つがそろった新しい顔表現カテゴリです。
ユーザーにとってはアバターの個性を細かく調整しやすくなり、クリエイターにとっては新しい販売ジャンルが増え、ブランドにとっては新しいコラボ導線が生まれました。
正式ローンチは2026年3月31日で、すでに100点以上のアイテムが登場しており、今後さらに広がっていく可能性が高そうです。
ヘッド側の対応状況によって見え方に差はあるものの、Robloxのアバター表現がまた一段進んだアップデートとして、今後かなり注目しておきたい内容です。
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